Mission
まるたま小屋 オーナー
北見 伸子( きたみ のぶこ )
「かろやかにおもいを包む」
まるたま小屋は、まるたまエンタープライズを作っています。
そこでは「かろやかにおもいを包む」をモットーに、北海道産の小麦粉・米粉・おからを使ったオリジナル生地に、地元食材で作る具材をたっぷり詰め込んで、多種多様なピロシキを、揚げるのではなく本場式にかろやかに焼き上げます。
そして、ピロシキと合うスープやさまざまなメニューを提供することで、素材の味を美味しく食べていただき、お客様が心身ともに健康になれる場所を作ります。
「まるごと卵がかえる場所」
まるたま小屋の名前の由来は「まるごと卵がかえる場所」働く人のとくいの卵がかえる場所。
スタッフが、性別、国籍、血縁、年齢を超えて互いに助け合い、それぞれの得意を活かして、お客様を存分に喜ばすよう知恵を働かせ、工夫にあふれた商品を作り販売することで、豊かに自立した生活を送れる収入を得て、幸せに働くことができる場所を作ります。
そして、最終の目標は、МИР2MEAL(ミールニィミール)。
平和な世界。
ロシア語で、МИР(ミール)は、「世界」と「平和」の2つの意味。そして、「ミールニィミール」で「平和な世界」の意味。
「世界」と「平和」の2つを食事(ミール)でつなぐ、МИР2MEAL。
「函館」という土地に敬意を払い、ロシアを始め、様々な世界と日本が触れ合った開港の歴史といまをつなぐ新しい文化を食を通して伝えることで、店に集う人たちが、真剣に世界平和について考える場所を作ります。
食べ物の前で人はみな平等。遊び心、思いやり、そしてユーモアを忘れずに。
北見 伸子( きたみ のぶこ )
千葉市出身。北海道大学法学部卒業、同文学部修士課程中退。マサチューセッツ州立大学に国費留学。
1999年より函館在住。双子を含む4人の子育てをしながら、2014年まるたま小屋を開業。
函館の「カチューシャ」という名物ロシア料理店で焼きピロシキに惚れ込み、
函館はロシア領事館が日本で一番最初に置かれた場所であり、日本では「揚げ」で広まっているピロシキが
本場では「焼き」がメインで具もさまざまであることに着目し、2015年より焼きピロシキとボルシチの店として営業。
世界中のピロシキ店をチェックし、一番興味をもったウクライナのピロシキ店を訪れ、かつ本場のボルシチを食べるため、
日本ウクライナ文化交流協会北海道支部長として、2017年6月に初めてウクライナに渡る。
同11月にはニューヨークのウクライナ人街に行き料理について取材。
2018年にウクライナのリヴィウで料理ワークショップを受ける。2019年12月には函館と姉妹都市であるロシア・ウラジオストクで取材。
また2018年から函館市の協力のもと、「はこだて焼きピロシキ」を広めるため「ソユーズはこだて焼きピロシキ」という団体を結成し、
地元の食材を使った焼きピロシキの普及に努め、毎年3月には函館蔦屋書店で「ピロシキ博」を開催している。
また、友人の死をきっかけとしてLGBTQ+に関わってきた経験から、北海道教育大学函館校の地域プロジェクトを皮切りに、
「レインボーはこだてプロジェクト(RHP)」の代表をつとめ、LGBTQ+の理解を進めるための活動も行なっている。
その一環で、名物企画として「ゲイの人と焼きピロシキを作って食べる会(通称ゲイピロ)」の協力や、
オリジナルのレインボーソックスを地元大学生と開発し、函館蔦屋書店で「虹をはいて歩こう」というイベントも主催している。
About
築80年の古民家をダーチャのイメージでリノベーション。
オリジナルレシピで、ロシア風の焼きピロシキ、ボルシチを提供。手作りお菓子も始めました。
ピロシキ、ボルシチ、コーヒーはテイクアウトができます。
函館近郊の豊かな食材を誰でも気軽に楽しみ、食べた人が愉快な気持ちになれることを願っています。
まるたま小屋とロシア料理
ロシアと縁の深い元町で、ロシア風の焼きピロシキを、北海道の食材を使い、日本人の口に合うように創作で作っています。
ピロシキに合わせたボルシチは、いわばロシアのお味噌汁。
コトコトスープを取り北海道産のビーツに野菜たっぷりの「煮て緋なる」栄養豊富なスープ。他にも実はウクライナ料
理というロールキャベツは、NYでウクライナ人のおばあちゃんに習い、鍋で煮るのではなく、スープに浸してオーブンで焼き上げるので、キャベツがとろけます。
ピロシキ、ボルシチ、ロールキャベツ、一皿で時空を超える旅の時間をお過ごし下さい。
「ピロシキって?」
ロシア風の焼きピロシキを日本人の口に合うように種類豊富に創作で作っています。
日本では「揚げ」が主流ですが、本国ロシアでは「焼き」がメインで、日本のおにぎりのようなもの。しかも、とあるロシア通いわく「ピロシキに似た日本の食べ物は、あんぱん。焼きで皮が薄くてあんがたっぷり」本場ではおかず系から甘いものまで種類も豊富。あんぱん、餡パン…案パン?アイデア次第で、美味しく満腹。
地元の素材を使い、生地も具もすべて手作りで、想いをたっぷり重いアンにして、軽やかに包み込んで焼き上げるので、冷めても美味しく、老若男女どなたのおやつにも食事にもなります。
希少調味料、あります。
アジカはコーカサス地方発祥のスパイス調味料。
各家庭でスパイスのブレンドが違っていて、まるたまの「アジカみそ」は独自にスパイスをブレンドして、丁寧に煎り煎りして、日本人の口に合うように作ったオリジナル和洋折衷調味料。
手前味噌だけど、地元の味噌を加えたのがミソ!
ローストしたお肉につけても、ヨーグルトなどを混ぜてお肉を漬け込んで焼いても、そのままご飯にのせて食べても、スープで溶いてスープカレーのようにしてもおいしいです。
ネットショップでも購入できます。
是非一度お試しください。